陸林生工房事務所と工房内の風景です
工房内風景は結構珍しいのではないかと思います

二胡堂では制作依頼をすると、卒さんから二胡に貼る皮を5~6枚メールにて送られてきます。まず初めにやることは皮選びです。これが一番大事なことですね、基本ここで二胡の良し悪しの大部分が決定してしまいます。
選んだ皮で五星級の明清旧料老紅木か非州紫檀かを指定して、後は皮の張り具合を指定しますが、卒さんと亡くなった陸老とは18年以上の交流がありますので、陸老に「良い二胡とは」について沢山の教えをうけていました。「何時も通り幾分緩めにと」指定して制作に入ってもらっています。
そうして出来上がった二胡を二胡堂では通販・販売していますので、ランク以上の良い二胡を皆様にご提供できています。

工房事務所にて林生二胡の継承者卒氏と
陸老と私が選んだ二胡の試奏をしてくれる張さんと
陸老のもとで30数年の職人さん
工房風景
工房風景
工房風景

林生二胡(蘇州二胡)は中国でも日本でも大人気
二胡堂は愛知県名古屋市春日井市を拠点に‘07年より
二胡通販・販売を行っています

林生二胡の人気は展示会においても二胡のたくさん出店しているブースの中でも特別です。展示会用に用意される二胡は二百数十点に及びますが、陸老のブースでは展示会初日に全部売り切れてしまいます。後は帳面に注文を記帳しています。ほかのブースではそんなことにはならないです。
陸老も初日はいましたが、もう北京にいてもしょうがないので明日帰りますと言っていましたので。では、今夜食事一緒にしませんかと誘ったところ「若い人は辛い物食べますから、私は辛い物好きじゃない」という事でしたので陸老の泊っているホテル近くの北京料理の飯店で食事をとり、その後、陸老をホテルまで送り陸老の部屋で一時間ほど話をして帰りました。いろんな事を陸老に教えてもらいました。良い二胡の見分け方とか。

北京で開催された民族楽器展にて陸老と